ロランド・ジョバニーニ : イタリア
ロランド・ジョバニーニ氏はイタリア共和国功労勲章カヴァリエーレを受勲されています。
また、スイス・ジュネーブに本部を置くIAC : 国際陶芸アカデミー会員です。
彼は2011年に第54回ヴェネチアビエンナーレに参加されています。(ヴィットリオ・スガルビのキュレーション)
彼はまた2014年に中国において、第4回上海国際近代陶芸展(上海工芸美術博物館、上海)に出品しました。
彼は京都工業試験場においてイタリアのクラフトとデザインについて、土岐市、多治見、岐阜においては交換教授として講義を行いました。
元永定正、ニーノ・カルーゾ、ポンペオ・ピアネッゾーラと共に志野陶石(京都)のデザイナーとしてタイルのデザインも担当しました。
彼はボローニャ大学において地質学の学位を取得、ボローニャ美術アカデミーを卒業しています。
彼はカルロ・ザウリと共にイタリアのファエンツァ美術学校に勤務しました。2015年より彼はミラノ工科芸術大学のSSBAPの建築における陶磁素材の保全の知識に関する教授を務めています。それ以前にはミラノのブレラ美術アカデミーの教授も務めていました。
そして数々の書籍も執筆しています。代表的なものとして(イタリア語とスペイン語による)シルクスクリーン印刷に関する、陶磁デザインと建築。彼はMIDeC :国際陶磁デザイン博物館において、陶芸のムーブメント’NeoCeramica(ネオセラミカ:新しい陶芸)’を提唱しています。
彼の陶芸作品は世界中で収蔵されています。代表的なものとしてイギリスのヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)、神戸市営地下鉄新神戸駅構内壁面タイル、中国の富楽国際陶芸博物館、淄博陶瓷博物館、スペインのバルセロナ装飾美術館、アメリカ陶芸美術館。
イタリアのファエンツァ国際陶芸美術館、MIDeC :国際陶磁デザイン博物館(ラヴェーノ=モンベッロ)、MIAAO:国際応用芸術美術館(トリノ)。
2013年より、彼はアメリカのNCECA(陶芸教育委員会)、ミラノのMI.MA (2015年より執行委員会役員)の会員。2017年ファエンツァ水彩画家協会会長。
2016年より、彼は”エスプレッソ・アンド・カプチーノカップ展”のキュレーターを務めています。2019年、11回展は145人の世界各国のアーティストとデザイナーが参加しました。
近年は日本人アーティストの赤沢嘉則(あかざわよしのり)氏のクリティカルテキストを担当されました。
ファエンツァ イタリア、 2019年5月15日
ロランド・ジョバニーニ